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デッド オア アライブ5 ラストラウンド : ミニ英和和英辞書
デッド オア アライブ5 ラストラウンド
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


デッド オア アライブ5 ラストラウンド ( リダイレクト:デッド オア アライブ5#デッド オア アライブ5 ラストラウンド ) : ウィキペディア日本語版
デッド オア アライブ5

デッド オア アライブ5』(デッド オア アライブファイブ、''DEAD OR ALIVE 5'')はコーエーテクモゲームスより発売された3D対戦格闘ゲーム。『デッド オア アライブ シリーズ』のナンバリングタイトル5作目。
== 概要 ==
略称は「DOA5」。アドヴァタイジングスローガンは「I'm a Fighter」や「私は闘う。」〔「『DEAD OR ALIVE 5』特集ページ - 電撃オンライン 」 電撃オンライン〕
* ミラ (MILA)
* リグ (RIG)
の新規2名と、
* アキラ (結城 晶)
* サラ・ブライアント (SARAH BRYANT)
* パイ・チェン (PAI CHAN)
の3名がセガ全面監修の下で『バーチャファイターシリーズ』からのゲストキャラクターとして初登場。初期カーソルは1Pが「かすみ」、2Pが「あやね」。
ストーリーモードの途中と最後には、
* Alpha-152 (アルファ・イチゴーニ)
* α (アルファ)
がそれぞれ中ボスとラストボスとして登場する。なお、バーチャ勢3名、ゲン、Alpha-152などはゲスト扱いとなっており、条件を満たすことで使用可能となる。
対戦格闘ゲームのニュージャンルを意味する「格闘エンターテインメント」を標榜したタイトル。その後、PlayStation Vita版の『デッド オア アライブ5+』、新キャラクター&システムを追加した『デッド オア アライブ5 アルティメット』およびそのアーケード版である『デッド オア アライブ5 アルティメット アーケード』、両ハードの後継(次世代)機であるXbox OnePlayStation 4にも移植した『デッド オア アライブ5 ラストラウンド』といったマイナーチェンジ版が相次いでリリースされた。
前作『デッド オア アライブ ディメンションズ』までの既存キャラクターモデリングが一新され、「汗をかく」「汚れていく」「水で濡れる」などの写実的表現が加えられたほか、シリーズ初の新システムも導入されている。
; パワーブロー/タッグパワーブロー : 全キャラクター共通の必殺技(コマンドは or or or P+K長押し の4種類からキャラクターごとに振り分け)。体力メーターが半分以上残っている時は中途半端で隙も大きい単発の打撃技にすぎないが、半分以下に減り赤く点滅してから足元に風が巻き起こる(音が鳴る)までタメるとガードブレイク効果がつき、ヒットさせると専用アニメと共にスローモーション演出が付加され、飛ばす方向を任意で選べるように変化するようになっている。その時のダメージ(80pts)は単発&非カウンター判定での最大値を誇るため一発逆転を狙えるほか、1ステージにつき1度しか発動しないスペシャルデンジャーに吹き飛ばせる時は顔のアップが挿入される。ただしその効果は1度目だけであり、そのラウンド終了までは最初の半端な打撃技に戻る。なお、長押し中ならサイドステップを使ってキャンセルすることも出来るが、投げ技で潰されるとカウンター判定で受けてしまう。2人1組で闘うタッグバトルモードで両者の体力が点滅状態なら、ヒットスロー中にH+P+K同時押しを追加入力することで交代しつつダメージもアップするタッグパワーブローが出せる。
; サイドステップ : 全キャラクター共通の回避技( or または H+P+K or H+P+K から選択)。『3』から継続されてきた在来フリーステップとは別物で、追尾属性の無い打撃技なら手前と奥側を選んで直接かつ瞬間的に“避ける(かわす)”ことが可能になった。ただしクリティカルやられ中に出すことは出来ず、投げ技をハイカウンター判定で受けてしまうため、ホールドと同じリスク要素がある。
; クリティカルバースト : 「ホールドもレバー回復もできない無抵抗状態」を誘発できるクリティカル判定(かすみ……P+K、ティナ……PPP、ザック……K など)。シリーズの特徴であるクリティカルコンボ&クリティカルホールドのせめぎあいに対する新たな試みで、リターン要素が大きく今作における強力な選択肢となっており、パワーブローを決める最大のチャンスにもなる。ただし体力メーター下部に位置する“CRITICAL STUN”の状態表示が赤くなった時にヒットさせないと成立しないため、「乱用すれば簡単に読まれる」というジレンマに変わりはないが、属性の9割が単発の中段パンチで占められながら、中段キックないし連撃の上段パンチの2属性を同時所持する者が存在するため、2択を迫れる能否のキャラクター優劣がある。
ホールドは『デッド オア アライブ4』以来7年振りの採用となった4択仕様だが、一部キャラクターはエキスパートホールドとの入れ替えが施されておりプレイヤーの腕次第で使い分けられるようになっている〔かすみの例……通常中段キックホールド(KH)だと蹴り返すだけの 「稲穂刈り」 だが、エキスパートホールド(EH)だと遥か上空に蹴り上げる 「時雨舞い」 になる。ヒトミの例……通常中段KHが『5』から初登場の踵落とし「山背」に変更されており、EHが前作までの浮かせ技「富嶽」になっている。〕。属性はオフェンシブホールド技がキャラクター限定制に変更されたため準2属性仕様となった。反転のけぞりクリティカルは正面からのヒットが「のけぞり崩れよろけ」、背後からが「背後のけぞり崩れよろけ」の名で存在する。レバー回復の操作は方向キーか左スティック(L3ボタン)or方向パッドか左(アナログ)スティック/同ボタンの左右を交互に連打したりグルグルと回す、あるいは他方向のレバガチャでも成立する仕様。起き上がりキックは上段が廃止され『3(2U)』時の中下段2種に戻った。投げ抜けは『4』と同じだが、確定だったハヤブサの「飯綱落とし」などの投げコンボの入力が成立していても、ステージ上の障害物やムービングデンジャーが干渉すると連続演出に至らず強制的に解除(失敗)されるようになった。
デンジャーゾーンはステージ全体の仕掛けとしてとらえたダイナミックアトラクションとも総称され、工事中ビル屋上のクレーンから鉄骨が崩落して足場が傾いたり、川を流れているイカダが滝に迫るにつれて壊れ始めるなど、ステージ自体の高低差(アンジュレーション)や面積・障害物の位置が激しく変化していくようにもなり、「HOT ZONE」「THE SHOW」「SANCTUARY」などの一部ステージにはパワーブローでのみ発動する「スペシャルデンジャー」が存在する。崖落下K.O.(ダメージ)は『D』とほぼ同一の混在制だが、斜面系の地形が「SCRAMBLE」と「FLOW」の2ステージに限った「崖っぷちデンジャー」へと改定され、過去作では何もできず落ちていったがHボタンを長押ししているとしがみつくことができ、攻勢側は相手を落とすべく「打撃」か「投げ」の2択を迫り、守勢側は「ガード」か「投げ抜け」(あるいは無抵抗)で対処可能となったため、基本投げなどから変化していた“斜面投げ”は削除された。スリップ地形は『D』とは逆に危険度が下げられ、クリティカルと滑るモーションは下段属性からのみ&カウンター以上で発生する。
コスチュームに関しては、水のスリップ地形およびステージ上のギミックによる濡れや時間経過で増える発汗演出などで透けるものが含まれるようになった。また、DOA女性キャラクター+エリオット限定でグラッシーズ眼鏡サングラス)の着脱が可能となり、『2U』以来の採用となった下着変更では初めてブラジャーも連動するようになった。ダウンローダブルコンテント(DLC)では今作初登場の物以外にも『2U』『D』の追加コスや『X2』『P』の水着などが移植された。
オンラインに関しては、3D対戦格闘ゲーム史上初となる通信相手とのトレーニングモード「オンライン道場」が用意されたほか、ランキング判定が生じないフリー対戦、リプレイデータのアップ&ダウンロード機能、SNSfacebook(2014年4月18日に廃止)と直接連動した戦績公開や対人交流などが可能となった。発売後のアップデートでは、メモリーに保存しているリプレイ動画をfacebook(両機とも)と動画共有サービスYouTube(PS3のみ)に直接アップロードする機能、DUALSHOCK 3振動機能への対応、新技の追加、バランス調整などが行われた(詳細は公式ウェブサイトなどで参照可能)。PS Vita版『5+』との互換を反映したバージョン1.03A+もPS3専用であり、X360版と比較するとマイナーチェンジ版の『5U』も含めてコンテンツ面や提供時期でPS3版の方が優先されている。
対戦ダイアグラムについては、キャラクターセレクト画面のパラメータグラフ上ではベスト3……1位ゲン、同率2&3位ハヤブサ or アキラで、ワースト3……同率1&2&3位バース or エレナ or ヒトミとなっている。
細かい点については以下の通り。
# 壁ダウンがはりつきから浮き跳ね返り状態に変更され、ディフェンシブホールドが不可能となり攻め側の追撃(空中コンボ)が確定。
# 『4』から引き継がれていた固有打撃技による強制起こし(強制起き上がり)が1ヒットでも成立する仕様に変更。
# システムボイス「DOA」に、遠藤みやこではなくPeter Garzaを初起用。
# バーチャファイターシリーズ側に倣い、「Kキャン」〔VFシリーズの基本技「PK」などで蹴り部分が出切ってしまう前にガードボタンを押して「Kickをキャンセルする」というテクニックで、当作ではHボタンで入力する。なお、『VF2』にてPKGPKGPKG……と素早く繰り返すと全く隙が生じないパンチを出し続けられたハメ技の「千本パンチ」は不可能となっている。〕や入力の前方ジャンプ(小ジャンプ攻撃)をVFキャラクター限定で所持しており、アピール技は持たない技構成になっている。また、“ガキーン”などの効果音も専用で移植されている。
# キャラクターごとのテーマ曲制からステージごとの固定曲制に変更。
総じて、PBという新たな逆転手段は増えたものの、試合の攻防の中心であるクリティカルの内、CB以外にもシリーズ最多となる十数種(全体の約3割強)がクリティカルホールドを出せない(ホールド不能時間のある)よろけになっていて被やられ状態からの反撃チャンスが減ったため、確定知識や空中コンボにかかわる操作技量の巧拙格差などが顕著となりビギナーよりもアドヴァンスド・プレイヤー優位なバランスとなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デッド オア アライブ5」の詳細全文を読む




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